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極右と極左が江戸時代を礼賛する不思議

経済ニュース
江戸城下のジオラマ(Wikipedia:編集部)
『江戸時代』を日本人が幸福だった時代として美しく描くことが流行っている。しかし、現実の江戸時代はとんでもない暗黒時代で、江戸時代再評価など「北朝鮮を地上の楽園」というのと同じだ。たしかに、江戸時代と北朝鮮の現在は似たところが多いわけだから当然かもしれない。
そして、明治維新は世界史上に燦然と輝く偉業だと世界で認められていると思うが、これを貶める歴史観が、戦前の日本なら何でも悪く言えば良いと思っている左翼と、武士が大好きな保守派の両方から提起されているのが不思議なところだ。
話題になった本のタイトルや副題などを眺めると『明治維新という過ち』『三流の維新 一流の江戸』(原田伊織)、德川がつくった先進国日本』(磯田道史)、『「幕末維新」の不都合な真実 』(安藤優一郎、『江戸はスゴイ――世界一幸せな人びとの浮世ぐらし』(堀口茉純)など言いたい放題だ。「官軍が始めた昭和の戦争を賊軍が終わらせた」とかいうのは、半藤一利と保阪正康両誌の共著の宣伝文句。あの田中優子・法政大学学長も江戸礼賛論者だ。
あまり腹が立つので、『江戸時代の「不都合すぎる真実」~ 日本を三流にした徳川の過ち』(PHP文庫)という本を刊行して、都市伝説を徹底的にやつけることにした。
原田伊織氏は私と同じ滋賀県ながら彦根の出身のようだし、安藤優一郎氏は彦根藩の世田谷代官について著

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