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人との出会いに感謝:公正な評価ができぬ組織に科学立国を担えるか

今、シカゴに戻る機内にいる。食事後、アルコールを飲んだ後、一気に睡魔に襲われ、熟睡してしまった。仕事は山積みなので、少し焦っている。今回の帰国は、内閣府の「AIホスピタル」プロジェクトのヒアリングと、ガバニングボードとの会議、「日本分子標的治療学会」が主目的だった。しかし、それらに加え、目の回るような忙しい日程で多くの方々に出会った。多くの方との橋渡しをしてくれた中学の後輩には、感謝の気持ちでいっぱいだ。初めてお会いした方、久しぶりにお会いした方などを含め、7月に日本に完全に帰国するにあたっての期待の言葉、励ましの言葉を頂いた。清らかな気持ちで機内で過ごすことができている。
特に、ある医師から、「私たち一般の医師は中村先生がシカゴに行かれた時に見捨てられたと思って悲しかった。今回、帰国されると聞いて、本当に喜んでいることを伝えようと思って今日の会議に来ました」と言われた。その言葉に感激して、なんと返答していいか言葉が見つからなかった。私も気持ちは医師であるし、多数の医師の一人にすぎないのだが。
小児がんの研究をしている方からは、「バイオバンクジャパン」から活動支援を受けていたが、予算がなくなり途方に暮れていると聞かされた。私は「バイオバンクジャパン」を立ち上げた責任者として、この事態には責任を覚えたし、今頃になって「これは厚生労働省の仕事だ」と切り捨てた役所の無責任さが腹立たしい。

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