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スペイン・カヴァの老舗コドルニウに米ファンド・カーライルが買収意向

経済ニュース
Wikipediaより:編集部
スペインのカヴァ(CAVA)生産業者の両雄フレシネ(Freixenet)とコドルニウ(Codorniu)はライバルということが刺激となって双方が今日まで伸展して来た。
フレシネ:創業1889年。カヴァの生産は1914年から始めて、現在販売の8割は輸出向け。世界最大のスパークリングワイン生産業者に成長している。ところが、最近2年前から輸出が不振で外国の子会社が赤字経営で本社の業績にマイナス影響を与えている。2017年度の年商5億3500万ユーロ(695億円)。負債は3億1800万ユーロ(413億円)。創業者ペドロ・フェレール・ボッシュの血筋から現在3家族12人が株主で経営に携わっている。
スペインそして輸出市場の低迷から経営不振で経営について3家族の間で意見の食い違いが目立つようになり、結局経営に不満を持っていた株主がドイツのスパークリングワイン生産業者ヘンケル(Henkell)に50.7%の株を売却することを3月に決定。ヘンケルの買収額は2億2000万ユーロ(286億円)。過半数の株を取得してフレシネの経営をコントロールすることになった。
フレシネの売却はコドルニウの経営陣そして株主に可成りの影響を与えたようである。しかも、それに重圧をかけるかのように米国の投資ファンドカーライル(Carlyle)から買収したい意向が最近伝えられたのである。
コドルニ

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