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この概念の意味するもの 似て非なるものと、非して似たるもの

経済ニュース

高校の現代文の先生は強烈な方で。いちいち板書で難しいことをさらりと書き、深く解説する人で。文脈もそうだが、言葉の違いについて丁寧に説明する人だった。たとえば、議論と論議の違い、など。
トヨタとリクルートグループの合弁会社、OJTソリューションズの立ち上げに関わった2年間からは、トヨタ関係者からトヨタ生産方式における語句の違いを叩き込まれた。「稼働」と「可動」、「追求」と「追及」と「追究」の違いなど。
そういえば、カレーライスとライスカレーも違う。時代の変化によりカレーライスが定着したが、本来はカレーとライスの出され方が違うらしい。これらを分けて出すのがカレーライス、一緒に盛って出すのがライスカレーだ、本来であれば。
自戒を込めて。ついついサボってしまったり、無頓着になってしまいがちなのだけど、「この概念の意味するもの」「似て非なるものと、非して似たるもの」を常に意識したい。アカデミズムやジャーナリズムでは基本のはずなのだけど。
いつの間にか、言葉の意味が広がっていくということはよくあることだけど、A氏とB氏が話す同じ語句が、まったく違う意味になっているということはよくある。雇用・労動の分野で言うと、与野党ともに「同一労働同一賃金」を政策として掲げたわけだが、その言葉の意味や、実行スケジュールのイメージなどは違う。「森友問題」のように、問題が広くなりすぎて、何を論じているのかわから

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