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野党は最低だが、安倍首相の答弁も何とかして欲しい

経済ニュース
4月11日の予算委(衆議院インターネット中継より:編集部)
加計、森友学園や、自衛隊の日報隠蔽の問題で11日に行われた衆院予算委員会の集中審議が行われた。これについて、夕刊フジに「安倍政権 VS 野党、低レベル論戦に失望」という記事を書いた。
その内容は、産経グループの電子メディア「ZAKZAK」に転載されているが、ここでは、限られた字数では書き切れなかったことも含めて少し敷衍しておく。
水曜日の衆議院の集中審議には、正直言って、あまりにレベルの低い論戦に悲しい思いをしたのは、私だけではあるまい。野党議員の追及は柳瀬秘書官が会ったかどうかとか、財務省の末端の職員がどう言ったとか、本質から外れたものである。いずれも、もし、野党が疑っているような事実があったとしても、「それが何だ?」と言いたい。
一方、安倍晋三首相をはじめ、政府側の答弁も、尻尾をつかまれないことばかり考えていただけのことで、国民にもう森友・加計はいいのではと感じさせるにはほど遠く、むしろ、イメージ低下は免れないものだった。
このままでは、安倍内閣の支持率回復はなかなか難しいだろう。憲法改正どころではなくなるが、とはいえ、誰も「野党に代われ」とは言わない状態が続きそうだ。
当時首相秘書官だった柳瀬唯夫経済産業審議官は「会った記憶はない」と最初からいっている。面会を完全否定していないのであるから、昨年から、多くの人は「会っ

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