Conserve the Soundは、古いテーププレーヤー、スライドプロジェクターといった、失われた技術の音のアーカイブだ
私たちの多くが、現在目の前にあるものとは異なるテクノロジーと共に育った。そして多くの人たちが、そうした古いデバイスたちを懐かしさと共に振り返るのだ。しかし、最初のカシオのキーボードの音、またはダイヤル式電話の回る音などを正確に思い出せるだろうか?Conserve the Soundが目指すのは、要するにこうしたガジェットたちの音を保存することだ。こうすることで将来の人たちがNES(米国版ファミコン)にカセットを差し込むときの音がどのようなものだったかを知ることができるようになる。
実は、このプロジェクトの歴史は古く、最初に資金提供が行われたのは2013年のことだった。しかし現在その規模は相当な大きさまで拡大している。資金を提供しているのはドイツのアート機関であるFilm & Medienstiftung NRWである。サイトはクリエイティブハウスのChunderksenによって作成されて(保守されて)いる。
全ては適度な大きさで用意されていて、実際の博物館を連想させるものである。利用者が対象の収蔵物を、ランダムにブラウズしたり、関連するタグを利用して見つけたら、分かりやすい画像とデバイスを操作する際に注意深く録音された音が収録されたサウンドプレイヤーが表示される。
アイテムそのものは(知っている者にとっては)珍しくも何とも無いが、これらの過ぎ去った時代の音を聞くことには、奇妙な
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