ディノス・セシールは4月1日、通販の「ディノス」と「セシール」の送料を値上げする。配送委託先の大手配送会社が運賃を大幅に値上げし、企業努力だけでは現在の送料を維持することが困難になったと説明している。
ディノスは基本配送料を25~75%値上げ
「ディノス」は基本配送料を約25~75%引き上げる。大型荷物の特別料金を追加するほか、家具などの組み立て料金も値上げする。
基本配送料の改定後の金額は、「小物配送」が529円(改定前は388円)、「中物配送」が1296円(同918円)、「大物配送」は2700円(同1620円)、「特大配送」は3780円(同2160円)、「冷蔵・冷凍配送」は745円(同594円)。
配送料改定に伴い「花配送」の区分を追加し、送料を756円に設定した。
「ディノス」の改訂後の基本配送料金(画像は「ディノス」公表資料を編集部がキャプチャ)
また、新たに「大物特別配送料」と「地域特別配送料」を設ける。大型荷物は大物特別配送料3780円に加え、商品によって1080~5400円を徴収。有料組み立てサービスの料金は、組み立てにかかる時間に応じて従来比540~9720円値上げする。
大手配送会社による運賃の値上げ幅が特に大きかった沖縄県への配送は特別料金を適用する。
ディノス・セシールによると、2017年夏、ヤマト運輸と佐川急便から運賃や組み立て作業料金の大幅な値上げの要請
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