2018「北の桜守」製作委員会
1945年、樺太で暮らす江蓮てつは、日ソ不可侵条約を破棄したソ連の侵攻にさらされ、2人の息子と一緒に命からがら北海道の網走まで逃げ延びる。凍てつく寒さ、飢え、極貧の中を「もう一度家族4人そろって桜を見よう」との夫の言葉だけを頼りに、必死で生き延びた。1971年、アメリカで事業に成功した次男の修二郎は、日本に帰国し、北海道へと帰ってくる。年老いた母てつを一人にしてはおけないと、一緒に暮らし始めるが、母子は思いあうがゆえにすれ違い、てつは一人網走に戻ろうとする。記憶が混濁し認知症を発症した母に寄り添おうと決意した修二郎は、二人で北海道各地を巡り、共に過ごした記憶を拾い集めていく…。
2018「北の桜守」製作委員会
北海道を舞台に、戦中から戦後の激動の時代を生き抜いた親子の姿を描くヒューマン・ドラマ「北の桜守」。日本を代表する大女優・吉永小百合が主演を務め、「北の零年」「北のカナリアたち」に次ぐ北海道の大地を舞台にした“北の三部作”の集大成だ。今回は「おくりびと」の滝田洋二郎が監督を務め、戦中に北海道で起こった悲劇的な歴史も織り込みながら、親子の絆を描いている。
激動の時代を死にもの狂いで生きた母子の物語の中で、戦争の圧倒的な暴力性を表すのに、劇中劇として演劇という手法をとっているのが画期的だ。引き揚げ時の混乱、集団自決事件など、史実に基づくそれらの出来事
スポンサーリンク
【映画評】北の桜守
最近の投稿
- なぜか600万円安くなっていた建売住宅を購入した男性 入居後、隣人からのクレームで駐車場が……【前編】
- ラーメン屋経営で地獄見たプロレスラーの気づき 川田利明が向き合う「お客様は神様です」の怖さ | 経営 | 東洋経済オンライン
- リフォーム補助金とリフォーム減税の知識は、最低限自分で勉強しておかないと損をする!?
- リフォーム見積の内容を理解することが、失敗しないリフォームに繋がる
- 【2024年5月19日】CS & CX News Braket
- 世界のマッチングアプリ市場 オンラインデート市場規模と成長率
- 働き方改革で重要なのは「辞め方改革」かもしれないという話
- 【マンガ】1万人を接客した美容部員が教える「日焼け止め」の塗り方、目からウロコのコツ[見逃し配信・5月第3週] – 書籍オンライン編集部から
- 「ポイ活で家を購入した主婦」が645万稼げた秘訣 元々浪費家、投資詐欺にも遭って今がある | 「となりの倹者たち」人生を好転させた節約の流儀 | 東洋経済オンライン
- 母の営むスナックで私が学んだ「考える力」の本質 ホステス「こずえちゃん」が取り除いてくれた偏見 | Lens―何かにモヤモヤしている人たちへ― | 東洋経済オンライン
コメント