写真は同封されていた手紙と書籍画像
先週、オフィスに漆黒の箱が届いた。まるで、ブラックカードのinvitationと見間違うほどの重厚感だ。中身は、本田健さんの新著『大富豪からの手紙』(ダイヤモンド社)。丁寧にラッピングが施されている。同封の手紙には次のように記されていた。
「本書は3年がかりで執筆しました。完全なフィクションで、小説仕立ての自己啓発本にしあげました。大富豪の祖父が主人公の青年に、お金ではなく、9つの手紙を残したところから物語は始まります」と。本田健さんの代表作『ユダヤ人大富豪の教え』と同様に、メンターをテーマにすることで、読者に明確な人生の指針を与えている。
ここで、本田健さんの経歴を簡単に紹介したい。100万部を突破した『ユダヤ人大富豪の教え』(大和書房)を代表作とし130冊以上の著書実績がある。累計発行部数は700万部を突破するなど、日本を代表する著者の1人としても知られている。
人生に必要な9つの手紙
では、構成を見ていきたい。大富豪の祖父が亡くなったあと、主人公の20歳の青年に、お金ではなく、9つの手紙を残したところから物語は始まる。物語の舞台は、小樽、京都、神戸、タイ、ブータンへと移り、それぞれの地で、多くのメンターと出会い、人生で大切なものを学んでいくストーリーになる。
【「9つの手紙」の内容】
・第1の手紙:【偶然】(偶然に起きることはないし、偶然に
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