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たまには、お金の話をしましょう

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あまり大きな声で言いたくないのですが、近所の精肉店には、ほぼいつも国産で冷凍していない「豚軟骨」が置いてあります。100グラムで100円。1キロ買っても1000円。ちょっと手が掛かるけど、その味わいは折り紙つき。

面倒だと言っても、一回火を通して脂を抜くだけのこと。あとは鹿児島の郷土料理のようにみそ、黒砂糖、芋焼酎で煮込んでもいいし、最近のオススメはミートソース。ひき肉の代わりに使って、グツグツグツグツ、4~5時間も煮込めば、軟骨のゼラチンがプリッとうまいラグーの完成です。

そういえば作家の阿川弘之さんが戦後貧乏していたころ、当時誰も見向きもしなかった「牛舌」で、よくタンシチューを楽しんだそうですが、いつ世の中が豚軟骨の魅力に気付いて値段が上がってしまうか。内心ビクビクしながら毎日を過ごしております。



さて、きょうのテーマは「お金」。

どうもこの手の話は苦手で、100回を超えるこのコラムでもほとんど話題にしたことがありません。むかし中国でも銭のことを直接口にするのがはばかられるので「阿堵物」(あのもの、の意)なんて別名があったようですが、貨幣経済の定着が遅れた日本にはそういった価値観が根強く残っているのでしょう。明治生まれの考古学者、樋口清之さんも「芸能人、文化人、学者などが、報酬を自分で評価して申し出ると、金に卑しい人物などといわれる」

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