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リニア談合事件:郷原節は参考にはなるが、ちょっと危ない

この郷原節は参考にはなるが、鵜呑みにはしない方がよさそうだ
あの郷原さんがまた吠えているぞ、と思って記事を読んだのだが、郷原さん、これで本当に大丈夫なのかなあ、と思ってしまった。
こんなことを書くと特捜部の皆さんは、ますます後に引けなくなる。
何だか郷原さんは特捜を煽っているように見えて仕方がない。
多分、捜査対象となっている企業や弁護団の方々も、困ったなあ、と頭を抱えているところだろう。
捜査が進行中の件についてはあれこれ言わないのが普通の弁護士なのだが、郷原流はどうも違う。
郷原さんの指摘が的を射ているのか、についてはあえて言及しないが、捜査をどこまで拡げるか、証拠をどこまで集めるか、どういう法律構成にするのが妥当か、などという判断の権限はとりあえずは検察当局にあるのだから、普通の場合は検察当局を依怙地にさせるような物言いはしない。
郷原さんはまるで司法ジャーナリストのようである。
ジャーナリストであれば、自分の知見に基づいてそれなりの見立てを書けるだろうが、それでもこういう物言いは出来るだけ避けるはずだ。
郷原さん、本当に大丈夫?と申し上げたいところである。
郷原さんの記事のタイトルは、
「“逆らう者は逮捕する”「権力ヤクザ」の特捜部」である。
転載先の方でそういうタイトルを付けたのかしら、と思ったが、元々の郷原さんの記事のタイトルがそうだった。
これは、ちょっと危ない。

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