衛星を打ち上げるのに巨大なロケットを飛ばさずにすむとしたらどうだろう? カタパルトで宇宙に出るというアイディアは一見クレージーだが、SpinLaunchが狙っているのはまさにそれだ。このスタートアップは2014年Jonathan Yaneyによって創立され、ステルス状態を保ってきた。YaneyはGoogleが買収したことで大きな話題となった巨大な成層圏ドローンを開発したTitan Aerospaceの創立者だ。
TechCrunchは3つの情報源からSpinLaunchがシリーズAのラウンドで3000万ドルという巨額の資金調達を試みていることをつかんだ。この資金は同社が実際に宇宙カタパルト・テクノロジーを完成させるために使われるという。Yaneyは4年間の沈黙を破ってTechCrunchのインタビューに応じたので以下にそのもようをお伝えする。
【略】SpinLaunchでは真空にして抵抗を減少させたリング状のチューブ中で飛翔体を加速する。チューブから発射される際の速度は、ある情報源によれば、時速3000マイル(4828キロ)程度になるという。飛翔体はそのまま宇宙に向けて飛び立つ。飛翔体には大気圏を出るために必要とされる速度を得るために補助的なロケットが設置され、カタパルトはロケットを含めて加速できる。
ステルス状態を破ることについては躊躇があったというが、YaneyはTechCru
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宇宙スタートアップ、SpinLaunchが3000万ドル調達へ――リング状カタパルトでで衛星打ち上げを目指す
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