デジタル時代の新たな権利ビジネスとしては、人工知能(AI)の機械学習に必要なビッグデータ収集に関連した市場がある。人工知能を育成していくためのデータ素材には、過去の出版物(紙)、ネットに公開されているコンテンツ、公的機関が提供するオープンデータ、IoTデバイスなどが収集する自然観測データ、店内や屋外カメラが撮影する映像などが活用できる。しかし、AI開発者がゼロから膨大なデータを収集、加工していくのは困難なため、既に入力済みのデータセットが利用されている。
学術研究用としては、大学機関などが各種のデータセットを公開している。スタンフォード大学が2010年から立ち上げている、データセット作成プロジェクトの「ImageNet」では、画像認識エンジンを開発する研究者向けのデータセットを無料で配布している。この中には、動物、植物、人物、建物、フルーツ、車両などカテゴリー別に属性が付けられた1400万点の画像データが揃っており、このセットを人工知能に学習させることで、新たな写真を読み込んだ時に、それが何の画像なのかを自動認識できるようになる。
Source: 起業3
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人工知能を育成するデータセットの役割と価値
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