顧客ロイヤルティーとポイントシステムの進化が止まらない
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前回に引き続き、電通イージス・ネットワークのカラが発表した「TOP 10 TRENDS」から、2018年のデジタルの10大潮流を紹介する。
米国だけでも年間480億ドルの各種ポイントが発行されているが、その3分の1以上が交換されないままになっている。
顧客ロイヤルティーはクーポンやカードからアプリへと進化。購入額やポイントを合計し、簡単に使用できるようになった。ブランドサイトにも情報収集サイトにも多くのアプリがあり、ユーザーの取引情報やポイントを安全に保存してくれる。
今やポイントは、消費者の個人情報と結び付いている。
スターバックスのポイントプログラムには、米国だけで1300万人以上のメンバーが加入し、その数は毎年10%以上の割合で増加。多くの新興企業も、消費者のデータを何とか入手しようと努力している。米国とカナダで50万人のユーザーを持つアプリ「Drop(ドロップ)」は、ユーザーの支払いカードと統合することでレシートを照合し、ユーザーが使えるポイントを収集。ヨーロッパの支払いアプリ「Yoyo(ヨーヨー)」は、支払いカードだけでなく銀行口座とも統合することができ、自動的にポイントを集めてくれる。
次なる段階は、ブランド通貨の誕生かもしれない。
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