代表質問に立つ玉木氏(希望の党サイトより:編集部)
先日の代表質問でも取り上げましたが、今年、平成30年は、明治元年、西暦1868年から満150年の年に当たります。
政府は、さまざまな明治150年関連施策を用意していると承知しています。同時に、今を生きる私たちが忘れてはならないのは、明治150年は、戊辰戦争150年でもあるという事実です。
鳥羽伏見の戦いにはじまる戊辰戦争に心を痛めた幕末の女流歌人、太田垣連月は、このような和歌を詠んだとされます。
「あだみかた 勝つも負くるも哀れなり 同じ御国の人と思えば」
戊辰戦争は、日本人同士が戦わざるを得なかった、立派な「内戦」です。
明治から150年のいま、日本の近代化に力を尽くした先人の労苦に感謝し、思いを寄せるのは意義のあることだと思います。しかし、それが単なる明治維新礼賛で終わるのであれば、150年前の国民的な分断を今によみがえらせるだけになるのではないかと危惧します。
むしろ、今を生きる私たちは、明治維新の光も影も含めて、自らの歴史の一部として、あるがままにうけとることが肝要ではないかと考えます。
そのような歴史的な時間軸のつながりに加えて、社会的な人と人との面的なつがなり、そして、自然や世界の中で「活かされている」という地球的な空間におけるつながりを想起し、後世への責任を引き受ける。そして、歴史的・社会的・地球的紐帯の中で、この「
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