起業家、経営者にとって大事なのは、世の中を見抜く力です。1つの事象をどう捉えるかで、ものの見え方も、そこから得られる情報も大きく変わります。そうした「着眼点」、実はトレーニングによって鍛えることができるのです。累計20万部を超えるベストセラーとなった『戦略思考トレーニング』シリーズでおなじみの経営コンサルタント・鈴木貴博氏に解説してもらいましょう。
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●経営者に必要な「着眼点」の鍛え方 第20回・頼りになる店員
いきなりですが、クイズです!
今から40年以上も前の1976年に、「おせちもいいけどカレーもね!」という、ハウス『ククレカレー』のCMが大人気となりました。さて、このCMが大きな話題となったのには、どのような時代背景があったのでしょうか?
ちなみに、CMには当時大人気だったキャンディーズの3人が出演していましたが、理由はそれだけではありません。当時のお正月の過ごし方がどうだったのか、そこから答えを導き出してみてください。
クイズの答えの中に、着眼点を鍛えるポイントがある
飲食や小売りなどの業界で、1月1日の営業をやめる「元旦休業」の是非が話題となっています。24時間、365日、稼働し続けるのが当たり前の今の世の中では、お店がやっていないのは不便だと、休業を反対する声も多いようです。
しかしよく考えてみたら、私がまだ学生だった1980年代は、大晦日の午
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