YURIさんからみたイギリスと日本のクリエーティブ
ロンドンを拠点に活躍しているアーティストYURI SUZUKI(http://yurisuzuki.com)さん。YURIさんは自ら発表した不思議なシンセサイザー「OTOTO」※1がMoMAに収蔵されるなどアーティストとして活動する一方で、クライアントワークの実績も多数。長期にわたってロンドンを拠点に個人で仕事をしているYURIさんからは、クリエーティブエージェンシーで働く自分とは違う経験、視点に基づいた興味深い話を伺うことができた。
※1 OTOTO:なんでも楽器に変えてしまうDIYシンセサイザーhttp://yurisuzuki.com/jp/artist/ototo
イギリスはヨーロッパの中心地だった
武重:いつごろからロンドンに?
YURI:ロンドンに来たのは大学院に通いだした2006年なので、もう10年以上になります。
武重:その頃からはロンドンも随分環境が変わったでしょうね。この街を選んだのは何か理由があったのですか?
YURI:やっぱりイギリスはヨーロッパの中心でしたし、各国へのアクセスがいいというのが一番の理由です。ただ、EU脱退によって今後はヨーロッパでのポジションも変わってくるでしょうから、今はそんなにここである必然性は感じていないんです。
武重:イギリス以外の国の仕事もたくさんさ
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