平成30年戊戌。
いよいよ平成の御世を締めくくる年が幕を開けました。
来年5月の皇位継承に向け、今年中に新しい元号が定められます。
今年は、その「新しい時代」に向けた準備に勤しむ一年とせねばなりません。
「新しい時代」という視点には、様々な意味が込められています。
すでに世界は、百年に一度といわれる国際秩序の再編期に突入しています。強大化する軍事・経済力を背景に既存の秩序を塗り替えようとする中国、軍事力行使をためらわず国際情勢を揺さぶり続けるロシアを前に、「自国中心主義」を唱えるトランプ大統領を誕生させた米国が秩序維持の責任を放棄するかのような行動を重ねていることが混迷をさらに深めさせています。米中露といった強大国がせめぎ合う国際政治のメガ・トレンドから見れば、北朝鮮の核・ミサイル脅威や中東の混乱は局地的な現象に過ぎないともいえます。
したがって、日本にとって常に注意を要するのはこの三カ国、とくに北朝鮮をめぐっては、米中の動向です。とりわけ「ディール(取引)の天才」と自称するトランプ大統領が、いつ、どういう形で中国や北朝鮮とディールするか目が離せません。冷戦終結以来初めて自国の安全保障に直接脅威を与える可能性が出てきた北朝鮮のICBM(大陸間弾道ミサイル)開発にストップをかけることはトランプ政権の至上命題です。そのためであれば、北朝鮮の(米国に届かない)中距離弾道ミサイルや核保有は
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新しい時代にふさわしい「新しい政治」を始めよう!
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