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三島由紀夫、山崎豊子、夏樹静子作品の映像化を分析してみる — 中井 正則

経済ニュース
東京国際映画祭でも上映された三島作品「美しい星」©2017「美しい星」製作委員会
今年は、三島由紀夫の『美しい星』という小説が映画化され、山崎豊子の『女の勲章』がテレビドラマ化された。それと今年度の下半期、NHKの朝の連続テレビ小説で『わろてんか』という番組が始まり、物語のモデルとなっているのが吉本興業の創業者という共通点があるので山崎豊子の『花のれん』を原作と考えている人もいるようだ。もっとも、話の内容はかなり違っていて、NHK側は「このドラマの原作は存在しない」と否定している。別に「これこれの場合に原作と呼ぶ」という明確な定義があるわけでもなく、原作と呼んでいいのかどうか微妙なところなのだろう。
三島由紀夫と山崎豊子は、二人とも大正10年代生まれで、死後も本屋に本がたくさんおいてあり、作品が映像化されることが多く、そして、推理小説や時代小説を書いていないかまたは非常に少ないという共通点がある。だが、三島由紀夫は映画化されることが多く、山崎豊子はどちらかと言えばテレビドラマ化されることが多いという点が違う。今年もその傾向どおりだった
たいした疑問でもないけど、時々どうしてかなのかなと、考えることがある。飲み屋での酒飲み話くらいにしかならないかもしれないが、これはこれで考察してみるとテレビと映画というメディアの性質の違いがわかるかもしれないし、少なくとも頭の体操にはなる。
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