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203X年小泉政権の予行演習:『人生100年時代の国家戦略』

経済ニュース

先の衆院選で安倍政権が公約に掲げた「社会保障の全世代型への転換」に影響を与えた「こども保険」の構想はいかにして作られたのか?提案した小泉進次郎氏ら若手議員たちのオブザーバーを務めた著者が、500日間の政策形成のプロセスを生々しく振り返っているが、そこから浮かび上がってくるのは、小泉氏らの「政策イノベーション」への固執ぶりだ。
「こども保険」を巡っては、池田信夫がアゴラで「保険とはリスクをヘッジするもので、子供をむのはリスクではない」と苦言したように批判もつきまとう。構想発表当時、私自身も著者から話を聞いた際には「財政再建から逃げているだけではないか」と思ったものだが、その是非は別にして、子育てのコストを社会保険形式で手当てする発想自体は新しく、世界的にも異例なのは確かだった。人類未踏の超高齢化時代、欧米をキャッチアップする姿勢から踏み出そうとする意欲は評価できる。
政治的に消費税率アップ・財政再建が困難の現状にあって、迫り来る超高齢化、IT化、グローバル化に日本社会をなんとか持続可能なものとしなければという彼らの危機感は、「ネット世代」ならではのリアルさを反映してのことだろう。官僚に頼らずにオリジナリティーのある政策で勝負する姿勢につながった一因かもしれない。
意外だったのは、本書によると、自民党の長い歴史にあって、小泉小委員会は、政務調査会において初めて若手議員だけで構成する委

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