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アイデンティティサービスのOkta好調な2017Q3、スタートアップ向け無料サービスを開始

オンラインのアイデンティティ管理サービスOktaにとって、大きな一日だった。
アナリストたちの予想を凌(しの)ぐ第三四半期の決算報告のその日(米国時間12/6)、同社はさまざまな発表を行った。
Oktaは今や、高級百貨店Nordstromや合衆国司法省などのビッグネームも利用している著名なブランドだが、このたびそのサービスを無料でスタートアップが利用できることになった。社員数25名以下の若い*企業は1年間、同社のOkta Identity Cloudを無料で利用できる。〔*: 社歴年数の制限は見当たらない。APIも利用できる。〕
CEOのTodd McKinnonは、“次の偉大な企業を今から顧客としてつかまえたいし、Oktaの価値を提供したい”、と言っている。つまり無料ユーザーのスタートアップは今後成長したら同社の企業顧客になったもらいたいし、同社が提供する安全なサインオンサービスに満足するだろう、と踏んでいるのだ。
Oktaの発表の中には、本社の引っ越しもあった。サンフランシスコの100 First Streetのビルの10年間のリースにサインした。
決算の内容は、まず売上が6820万ドル。アナリスト予想は6284万ドルだった。調整後の一株当たり損失は19セントで、これもウォール街の予想24セントより良かった。
安全なサインインという、いわゆるアイデンテ

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