北朝鮮が29日早朝の3時18分頃にまたミサイルを発射し、青森県沖の日本の排他的経済水域(EEZ)に落下した模様です。
ICBM(大陸間弾道ミサイル)とみられていて、上方に向けて射ち上げ最高高度は4,000〜4,500kmに到達したいう報道もあり、これを通常のミサイルの軌道すなわち水平に近い状態で打つと北朝鮮からアメリカのワシントンやニューヨークすなわち東海岸まで届く距離になるというものです。
ということは北朝鮮はアメリカ全土をミサイルの射程距離内に収めたと言えるわけで、アメリカのトランプ大統領は当然、反発しておりますし、安倍晋三総理と早速、電話会談を行って、
「北朝鮮に対してさらに圧力をかけていく」
「中国の役割をさらに求めていく」
などを確認しています。
北朝鮮は9月15日からミサイルを発射していませんでしたので今回は75日ぶりになります。
9/27の本ブログ『【総理は言えない】解散総選挙のもう一つの「大義・タイミング」』でも書きましたが、10月の中旬に中国で共産党大会が行われ、この後のアメリカの軍事的な圧力は北朝鮮にとってかなり現実的なものになることを考えた時に相当に自重しているのだろうと見てきました。
2017/09/27【総理は言えない】解散総選挙のもう一つの「大義・タイミング」
しかし今回で北朝鮮はミサイル開発も核開発も止める意思はないことをあらためて表明したということで
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