中央に位置している人物がベネズエラのアイサミ副大統領。「麻薬密売組織のリーダー」とされる(Ei Paisより引用)
ベネズエラが現在抱えている債務は1500億ドル(18兆円)で、その内の700億ドル(8兆4000億円)が政府の国債とベネズエラ石油公社の社債、残りは中国とロシアからの融資などによるものだとされている。
ロシアは債務の再編に協力的な姿勢を示している。と同時に両国には債務返済の代わりに原油の輸出で負債を相殺するという手段も用いている。
しかし、それ以外の債権国やベネズエラ国内の債権者に対して、状況と今後の取り組みについて説明する会合が11月13日に首都カラカスにて開かれた。その会合には米国、パナマ、英国、チリ、コロンビア、アルゼンチン、日本、ドイツのそれぞれ代表が出席したという。ベネズエラ政府を代表して状況などを説明したのはタレク・エル・アイサミ副大統領とシモン・セルパ財務相の二人で質疑応答は予定に入っておらず僅か25分で終了したというのだ。その間に、チョコレートがサービスされただけだったという。その説明は主に負債の再編に取り組んでいることや、8月に米国が追加制裁として債券の取引を禁止したことがベネズエラに深刻に影響しているといったことに言及しただけだという。債権者にとっては全く不満足な説明であった。
この会合に出席を見合わした債権国もいた。その理由はタレク・エル・アイサ
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ベネズエラはこの先3年以内に完全に財政破綻する
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