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「シェアリングポリティクス」という新潮流

経済ニュース

民泊やライドシェア等の「シェアリングエコノミー」が拡大しつつある。この背景には「所有から共有へ」という社会の大きな流れがあるが、政治分野でもこの動きは出てきている。以下では政治における新潮流、「シェアリングポリティクス」について検討したい。
「シェアリングエコノミー」は、使われていない資産(遊休資産)を持つ貸し手とそれを使いたい借り手がウェブ上のプラットフォームでマッチングされる仕組みだが、「シェアリングポリティクス」では、使われていない権力(遊休権力)が選挙というプラットフォームを通じてシェアされる。使われていない権力とは「政治に反映されていない声」のことである。政治には多様な立場の声が反映されるべきだが、それに照らして適正に反映されていない声があるとすると、それは権力の中に使われていない部分があると考えるのである。
例えば、世の中の男女比は概ね5:5であるが、日本の国会では9:1程度である。この時、極めて大きな割合の女性の声が議席に反映されていないのであり、女性の声に基づいて行使されるべき権力が「使われていない」ことになる。この遊休権力を、本来これを持つべき「女性」というアクターとシェアするのが、シェアリングポリティクスである。
いくつか具体例を挙げたい。まずはナイトメイヤー(夜の市長)である。これはクラブ等の夜の経済(ナイトタイムエコノミー)に関して行政に提言する役職であり

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