フルスタックエンジニアという単語には聞き覚えがあっても、フルスタックデザイナーという言葉はあまり聞きません。以前は、エンジニアとデザイナーには明確な境界線があり、お互いそれを越えることはありませんでした。しかし製品開発の変化やチームメンバー間での協業が進み、多くのウェブデザイナーはウェブ開発のスキルを身につけています。
では、いわゆるフルスタックデザイナーとは、一体どのようなものなのでしょうか?
フルスタックデザイナーとは何か
実は、フルスタックデザイナーのコンセプト自体は、エンジニアよりも先に登場しています。ただし、フルスタックは全てを行うという意味ではありません。この場合には、複数のスキルを持っており、製品開発を独立して完了できるという意味で使われています。
つまりフルスタックデザイナーとは、プロジェクトの基本コンセプトを構築でき、そこから全体のデザインや開発を完了できる者を指します。
フルスタックデザイナーの出現
彼らの登場は必然と言えます。モバイルアプリの出現にともなって起業の流れが起き、十分な数のスタッフを持たない小さな開発チームが多数現れました。こうしたチームのスタッフたちは、一人でさまざまな作業を担当しなければなりません。
強み
フルスタック
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