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反安倍と反小池で痛々しい朝日の紙面

立憲民主党的な護憲派を選択
朝日新聞は、天敵の安倍政権批判を編集方針の主柱にしてきました。野党再編で希望の党が誕生すると、「自民の補完勢力になる」との位置づけをして、今度は小池批判です。反自民、反希望を貫くとすると、朝日が親近感を持てるのは少数野党の立憲民主党くらいでしょう。しかも「立憲民主」は歴史的役割を終えていますから、朝日の紙面に痛々しさを感じます。
加計、森友学園問題を追及している時の朝日新聞には、ある種の勢いがありました。日本全体からすると、「小さな小さな問題」(二階自民党幹事長)であったとしても、政権の独断的な意思決定の仕組み、政権と行政府との不透明な関係、「記録がない、記憶にない」を繰り返した担当者の不自然な態度などは、政権の政治体質を象徴していました。ですから二階氏の指摘は正しいとは思いません。
朝日新聞は慰安婦報道や、スクープと称した福島原発事故処理に関するねつ造報道では、政権からも徹底的に痛めつけられました。その天敵の安倍政権をじわじわ追い詰めつつあると思っていた矢先に、解散、総選挙でするりと、安倍政権にかわされました。安倍政権にダメージを与えることができるとすれば、小池新党に期待するしかありません。
朝日はその小池新党に批判を繰り返しています。4日の社説では、「見えてきたのは希望と自民は対抗軸というより、両者の近さだ」、「結果としては、実質的自民の補完勢力にな

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