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憲法学者とは、なぜ反米主義者のことなのか

経済ニュース
本日、朝日新聞にインタビュー記事を掲載していただいた。憲法学者とアメリカとの関係について、ブログを使って、補足しておきたい。
朝鮮半島情勢だけを見ても、日本を取り巻く環境は緊迫している。しつこいようだが、『ほんとうの憲法』の姿を憲法学者の反米主義の呪縛から解放することの重要性は、どんなに強調しても強調しきれない。
私が『集団的自衛権の思想史』(2016年)を書こうと思ったのは、集団的自衛権をめぐる日本のガラパゴス理解を指摘するための作業をしておきたかったからだが、憲法学者の異様な政治運動について考えてみる作業を自分自身がしておきたいと思ったからでもあった。
2015年安保法制をめぐる喧噪での憲法学者を中心とする方々の言説は、なぜ異様だったのか。その問いに対する答えが、自分自身で感覚的にわかったのは、終戦時の東京大学法学部憲法第一講座担当教授・宮沢俊義の論文「八月革命と国民主権主義」が雑誌『世界文化』に1946年5月に掲載された際のオリジナルをマイクロフィッシュで読んだときだった。
われわれは通常、この論文を、宮沢俊義『憲法の原理』(岩波書店、1960年)収録されている「日本国憲法生誕の法理」という題名の論文として、読んでしまう。しかし『憲法の原理』所収論文は、編集が施された後のものだ。オリジナルの「八月革命と国民主権主義」にしかない記述がある。原文をマイクロフィッシュで読んだ際、私

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