以前、川面を流れ行く木の葉を眺めながら、柄にもなく哲学的なことを考えてしまいました。
目の前を流れていく木の葉は、もしかしたら樹齢数百年の木に生えていたものかもしれない。数百年の歳月を経て若葉とて芽を出し、枯れ葉となって川面に落ちて流れている。このように考えると、私の目の前を流れている木の葉と私との出会いは天文学的な確率となります。人生における出会いというのも、同じようなものだと…。
私たち人間は、生まれてから様々な人達や物、はたまた景色等に出会います。
ほんの数秒でも時間がズレていれば決して出会うことがなかった場合の方が多いはずです。親しくしている友人・知人との出会いも、天文学的確率に依拠しているのでしょう。
たまたま同じ年に生まれ、同じ地域の同じ学校に通い、同じクラスになる、同じ部活に入る…ほんの少しズレていれば顔を合わせることもなかったはずです。
転勤や転職、はたまた退職をすると、それまで家族よりも長い時間を一緒に過ごしていた職場の同僚たちと永遠に会えなくなるケースが多いでしょう。
このように考えると、亡くなった人たちと(現にどこかで生きていても)二度と会うことのない人たちとの違いは、主観的にはさほど大きなものではありません。
人生は、サルトルが説くように自らが作り出すだけでなく、外的要因に大きく左右されます。運命論的なまでに消極的になる必要はありませんが、唯々諾々として受け
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出会いは、川面を流れる木の葉のごとし
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