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東芝、電通、DeNA ―不祥事企業に共通する「美意識」の欠如

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久しぶりに骨太のビジネス書を読みました。山口周氏の「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?」です。
表題にあげたような、日本を代表する有名企業に不祥事が相次いでいるのは、偶然では無いと著者は指摘します。その背景にあるのは既存の事業の枠組みを前提に「サイエンス」に傾倒しすぎた経営を続けてきたことにあるというのです。
「サイエンス」とは、論理的に解答を探していく、従来のコンサルティング的アプローチ、あるいはMBA(ビジネススクール)的アプローチとも言えます。ロジカルに正しいと証明できることだけを「正解」として、説明のつかないことは取り入れないという意思決定プロセスです。
企業を取り巻く経営環境は、大きく変わりました。成長といった単純で明確な目標に向かって競争するゲームではなく、「VUCA」称される、「Volatility(変動)」「Uncertainty(不確実性)」「Complexity(複雑性)」「Ambiguity(不透明性)」の中で、意思決定をしていかなければなりません。
そこでは、数値を使ってロジカルに戦略を立てる科学的アプローチだけでは、正しい経営判断を導き出せなくなりました。
その理由は、同じインプットで同じアウトプットになってしまい、企業間の差別化が出来ないことから、持続的な企業経営は困難だからです。また、世界中の市場が「自己実現的消費」に向かえば、更にサイエン

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