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だから私たちはアノ新聞やアノ知事に騙される

経済ニュース
思わせぶりなタイトルになっているが、名指しこそしなくてもアゴラで悪評の高い新聞といえば、築地にあるA社で、同じく知事といえば日本の首都を預かるK女史なわけだが、「情報戦」、「フェイクニュース」といった言葉を引き合いにするとき、この両者こそ格好の研究・検証対象であろう。
「情弱ニッポン」では情報を出す・作る側のやり放題
いわずもがな、前者は3年前に慰安婦報道と吉田調書に関する2大誤報を取り消し、社長の首を差し出たにもかかわらず、今年に入ってから大嫌いな安倍政権に対し、加計学園問題で明確な違法性がないのに過剰なまでのバッシングの急先鋒となり、夏野剛さんなどから「フェイクニュース」とまで批判されている。(ちなみに、28日発売の新刊『朝日新聞がなくなる日 – “反権力ごっこ”とフェイクニュース』はおかげさまで予約好調です…あ、新聞名いっちゃった)
一方、後者の知事は、得意のメディア戦術で世論を巧みに味方につけ、安倍政権を振り回し、都知事選、都議選と圧勝した手腕こそ見事なものの、いたずらに情報戦に走る余り、豊洲市場問題で無用の混乱を引き起こし、オリンピックのホスト都市としての準備具合にも不安の種を撒き散らし続け、最近は自分をAIになぞらえて自らの政治判断を正当化する意味不明な展開となっている。
こういう不毛な状況が積み重なると、新聞記者、広報パーソン、そし

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