インスタグラム「東京都知事 小池百合子の活動レポート」より:編集部
10日の都知事定例会見における、小池百合子都知事の「AI発言」が波紋を呼んでいます。
小池都知事が決定した「豊洲・築地併存方針」について、検討記録が残っていないということが毎日新聞の情報公開請求で明らかになったが、情報公開という方針に反するのではないか、という質問に対して、小池都知事が発言しました。
【小池知事定例会見録】豊洲移転基本方針「AI、人工知能、つまり私が決めた」 – 産経ニュース
「情報というか、文書が不存在であると、それはAIだからです。(中略)最後の決めはどうかというと、人工知能です。人工知能というのは、つまり政策決定者である私が決めたということでございます。回想録に残すことはできるかと思っておりますが、その最後の決定ということについては、文章としては残しておりません『政策判断』という、一言で言えばそういうことでございます」
…?!?!?
これをお読みの皆様、この説明は、納得できるものでしょうか??
最近のディープ・ラーニングに基づくAIは、確かに、開発者にもそのアウトプットの根拠を説明することができません。例えばアルファ碁のアウトプットも、AI内部での膨大な試行錯誤の結果なので、着手の理由を説明することは開発者にも誰にもできませんし、AI自身も論理立ててそれを説明することが
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