マーケティングで最も重要なのは「嘘をつかないこと」
キングコングの西野さんが書いた「えんとつ町のプペル」(写真)という絵本が、ベストセラーになった話は半年前にこちらのブログに書きました。その西野さんの最近の講演内容をネットで読む機会がありました。徳力基彦さんの書き起こしですが、とても参考になったので、自分なりの解釈をまとめておこうと思います。
これからのマーケティングで一番重要なことは「嘘をつかないこと」。なぜなら、嘘は「信用」を失うことにつながるからです。
例えば、好感度の高いタレントさんは、たくさんのCMに出演していますが、これは認知を高めることにはなっても、信用を失うことになってしまいます。なぜなら、本当に使っていない商品の宣伝をすることは「嘘」をついていることになるからです。
「お金とは信用を数値化したもの」という西野さんの定義に従えば、CMに出れば出るほど信用は低下し、お金から離れることになります。CMの出演料は手に入り、認知度は高まるかもしれませんが、長期的にはマーケティングとしてマイナスです。
逆に言えば、信用を高めるような行動をすればするほど、それがビジネスにつながっていくということです。
マーケティングを成功させたいと思ったら、嘘をつかないで自分が本当に良いと思っている商品やサービスを相手に届けなければなりません。本当は良いと思っていないものを無理に売り込んでも、いずれその嘘は相手に伝わってしまい、最終的には信用
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