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「コーピング価値」起点で、商品・サービスのアイデアを創造する

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これまでの連載では、F2の悩み多きモヤモヤフルネスな日常とその対処行動である「コーピング」、そして、そのために生まれる消費や消費の裏側にある「コーピング価値」について紹介をしてきました。

最終回の今回は、「コーピング価値」に関する事例を紹介しながら、理解を深めていただければと思います。

F2のヒット商品「大人の塗り絵本」のコーピング価値とは?

今回紹介する事例は、大人の塗り絵本です。中でも特に人気の「ひみつの花園」シリーズは2013年6月から累計で60万部を突破する大ヒットとなり、われわれがこれまで実施してきたグループインタビューなどの調査の中でもはまっている人もいて、F2での人気の高さを実感してきました。

その「大人の塗り絵本」を「価値」視点でその構造を分解してみます。一般的な塗り絵の価値は、見本を参考にしながら色を塗ることで、「塗る過程を楽しんだり、完成する喜びが得られたりする」という点でしょう。

一方、「大人の塗り絵本」は、絵のアート性が非常に高く、また細やかで繊細なため、きれいに塗ろうとすると、必然的に集中することになります。この集中や没頭するというプロセスが、日常的な雑念やモヤモヤを頭から追い出し、心が落ち着かせるという効果をもたらします。

つまり、塗る時間そのものが、モヤモヤから遮断された平和な時間とな

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