ジェイミーが汐留の広告会社で働く理由
今回は、電通イージス・ネットワーク(以下、DAN)について「海外ではどう見られているのか?」をお伝えしたい。今回インタビューしたジェイミー・マッコンビル氏は大学卒業後、ニューヨークのクリエーティブエージェンシーに勤務、その後ロンドンのマクギャリ―・ボウエンでアカウントディレクター(営業)を務め、現在は東京・汐留の電通本社に勤務。グローバル都市を渡り歩いている彼女から、DANはどう見えているのだろうか。
「協業」「人材交流」がグローバルビジネスの鍵に
ジェイミー:ハロー、ジェイミーです。ベジタリアンで、好きな日本食はお好み焼きです。スコットランド生まれで、ロンドン大学(UCL)で哲学と経済学を学んだ後、ニューヨークのクリエーティブエージェンシーで数年働きました。
武重:ニューヨークにいたときは電通とは関係ないエージェンシーだったそうですが、当時から電通の存在は知っていましたか?
ジェイミー:はい。まだニューヨークにいた2012年ごろ、アドエージ誌でティム・アンドレー氏(現電通取締役)のインタビュー記事を読んだのですが、彼のリーダーとしてのカリスマ性と強みに加え、電通という会社の持つパワーと、これからグローバルで成功する可能性を感じたことを覚えています。
アメリカ文化に染まったニューヨーク時代
武重:マクギャリ―・
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