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ロンドンの広告会社で働いてみて




はじめまして。ロンドンのマクギャリー・ボウエンという広告会社でクリエーティブディレクターとして働いている武重浩介です。

マクギャリー・ボウエンは、電通イージス・ネットワークの中のクリエーティブエージェンシーという位置付けの会社です。ロンドン含め、世界中に12拠点ほど展開。自分はロンドンを拠点に、イギリス、ヨーロッパなど世界各地で流すテレビCMや新聞広告、デジタル施策のクリエーティブアイデアを考えて実施することを仕事にしています。

「イギリスの広告会社で働く日本人は意外と少ないのでは?」という勝手な仮説のもと、日本の皆さんにイギリスのクリエーティブ事情あれこれをお伝えしていきます。


オフィスで疾走する愛犬


 

 

「英国文化」を感じるイギリスの広告クリエーティブ

 

「この国の文学美術がいかに盛大で、その盛大な文学美術がいかに国民の品性に感化を及ぼしつつあるか・・英国には武士という語はないが紳士という言があって、その紳士はいかなる意味を持っているか・・いろいろ目につくと同時にいろいろ癪に障る事が持ち上って来る・・」

これは夏目漱石が1900年に、英国留学中に感じたことをつづった『倫敦消息』の一節。

このときから100年以上経過しているのに、夏目さんと夕方からパブで語り合いたい

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