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「国のために死ぬ」というパラドックス

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=mF1TYmLOO9Y?ecver=1&w=560&h=315]
篠田英朗氏の記事に書かれている朝日新聞の記事を読んで、私も気分が悪くなった。長谷部恭男氏が批判しているのは、安倍首相のビデオメッセージの次の部分だろう。
命懸けで24時間、365日、領土、領海、領空、日本人の命を守り抜く、その任務を果たしている自衛隊の姿に対して、国民の信頼は9割を超えています。しかし、多くの憲法学者や政党の中には、自衛隊を違憲とする議論が、今なお存在しています。自衛隊は違憲かもしれないけれども、何かあれば、命を張って守ってくれというのは、あまりにも無責任です。
これが安倍改憲論のコアである。長谷部氏の「自衛隊を憲法に明確に位置づけるだけで、現状は何も変えない」という批判は誤っている。「憲法に明確に位置づける」ことが最大の変更なのだ。これを彼は「自衛官の自信と誇りのためというセンチメンタルな情緒論しかよりどころはありません」というが、彼はセンチメンタルな情緒で死ねるのか。
「国のために死ぬ」というのは、近代国家の最大のパラドックスである。歴史上多くの国では(戦前の日本も含めて)戦争は君主のために死ぬものであり、兵士は傭兵だった。これに対して民主国家では、個人の尊厳を守る手段として国家が存在するのであって、

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