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パナマが台湾と断交して中国と国交樹立した背景 — 白石 和幸

経済ニュース
パナマ政府サイトより(編集部)
6月13日、中米のパナマ共和国が中国と国交樹立を正式に発表した。「一つの中国」しか認めない中国外交の前に、それは同時に台湾との国交断絶を意味するものである。
この両国の国交樹立の背景には次のような要因がある。パナマ運河の発展がパナマ経済に多大の影響を与えていること。そして、その運河の利用積載量において中国は米国に次ぐ2番目に位置する国で、運河の総積載量の凡そ19%占めるまでに成長しているということ。しかも、コロン自由貿易地区の利用率では中国はNo.1になっている。
処が、両国には正式に国交がない。この実態をパナマ政府は無視できなくなったのである。(telemetro.com)
2016年6月に、スペインの建設会社サシールがコンソーシアムを組んでパナマ運河の拡張工事を完了させた時に、その開通の第一号コンテナー船は中国船であった。その為に、中国の船会社は58万6000ドル(6450万円)をパナマ運河当局に支払ったと推測されている。そもそも中国船が運河開通の幕を切るということ自体に、それは両国の間で国交樹立は間近かであるということを仄めかすサインであった。(clarin.com)
2009年にエル・サルバドールとパナマは中国との国交樹立を中国に打診したという。その時は、中国の方からそれを断った。当時、台湾は中国に歩み寄りを示していた馬英九が総統として政権を

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