加計疑惑について、私は最初から、「文書はあったかもしれないが、 問題は、 そこに書かれている最高レベルの意向と内閣官房の審議官が言ったというのは、 嘘か誇張かだろう」といってきた。
霞ヶ関では交渉相手の要求を誇張した文書が作成されるのは日常茶飯事である。そのほうが、内部を説得するのが楽だからで、そんなことをしながら、落とし所を探つていくものなのだ。また、総理の意向などと具体的案件について、直裁的な言い方を内閣府の幹部がするはずないということでもある。
そして、本当に総理の強い意向らしいとなったら、前川次官は大臣と相談するぺきだったのに何もしていないし、独自ルートでどこまで総理の意向というのが本当が探りも入れたはずなのに、何もしてないのだから、それほど前川氏が重要視していなかったことも明らかだ。
ただし、金曜日になってもう少し細かいことが明らかになった。「著しい誇張」であることに違いないのだが、その具体的な歪曲の方法は別の話についての表現を間違った印象操作に前川氏が使ったということらしい。
つまり、この段階では、獣医学部を一カ所だけ、しかも、今治でというのはほぼ既定路線になっていた。ただ、文部科学省は抵抗したというアリバイづくりをしたいこともあって、一年間の引き延ばしを計っていた。大学の設置は他省庁の案件より慎重に扱うべき神聖なものとアピールしたかったのだ。
そのコンテキストのなかで
スポンサーリンク
前川氏の「総理の意向」印象操作は後輩いじめ?
最近の投稿
- 【岐阜】JA赤字危険度ランキング2024、7農協中5農協が赤字 – 全国489農協 JA赤字危険度ランキング2024
- 【最強バイブル】Google検索,P-MAX広告の2024年最適手法
- ブランド王にAmazon創業者…世界の億万長者14人の資産総額300兆円!膨張する富裕層マネーのゆくえ – 今週の週刊ダイヤモンド ここが見どころ
- 三菱トライトン「日本販売12年の空白」はナゼ生まれた?「正直な話…」責任者が語ったホンネ – フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える
- 【中小キラリ農家2位】広告業から農業に進出したエスアンドエムは「働きやすさ」と「高収益」を両立 – 儲かる農業2024 JA農水省は緊急事態
- 賃上げに騙されるな!大手企業「本当の給料」と「出世の事情」が徹底取材で判明! – 賃上げの嘘!本当の給料と出世
- 北海道新幹線「札幌延伸延期」で泣く人、笑う人 工事で死亡事故多発、安全とスピードの両立を | 新幹線 | 東洋経済オンライン
- Why companies are turning to internal hackathons
- 韓国市場で「電子書籍販売」で稼いだ収益を認証(意外な成果) D-31
- リツアンのこれまでの「歩み」と「理念」をまとめました。
コメント