ブログで100万の秘訣ってなに?
詳しくはコチラ

伊藤園VSカゴメ。トマトジュース特許バトルの“真相”は?

経済ニュース
写真AC
6月8日、トマトジュースの作り方をめぐって、食品メーカーの「カゴメ」が大手飲料メーカー「伊藤園」が持つ特許は無効だと訴えた裁判で、知財高裁は伊藤園の特許を無効とする判決を出した。カゴメの全面的勝利である。
特許無効訴訟では、判決が不服な場合最高裁に上告することができる。しかし、現在この特許を使用している製品は伊藤園の「理想のトマト」だけであるため、伊藤園にすればそもそも保有していてもあまり価値の無い特許である。恐らく、このまま確定するだろう。
さて、伊藤園はなぜ裁判に敗北したのか、カゴメはなぜ裁判を起こす必要があったのか、パテントマスターとして真相を解説したい。
問題になった特許は伊藤園の「理想のトマト」の製法
今回、裁判で争われた特許はニュースでは特許番号を特定できなかったので、やはり特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)で調べてみた。
伊藤園が権利者になっている国内特許は343件であり、ニュースにある「2013年に登録されたトマトの酸味を抑える特許」は8件確認することができた。さらに「カゴメはまず特許庁に特許無効審判を請求した」とあるので、審判情報を確認したところ、カゴメが特許無効を請求している特許が3件見つかった。それが、
特許5189667(2013年2月1日登録)「トマト含有飲料の酸味抑制方法」
特許5285176(2013年6月7日登録)「トマト含有飲

リンク元

コメント

タイトルとURLをコピーしました