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現地を知らずに中国を語る日本人たちにひと言⑥

経済ニュース
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ビッグ・データ時代を迎え、ジャーナリズムの現場でも、各種データを駆使した報道の可能性がしばしば論じられる。その際、私はしばしば、中国の国内総生産(GDP)成長率に関する報道を引き合いに出す。中国に関しても豊富な経済データが蓄積されているにも関わらず、日本メディアは全体の平均値に過ぎない数字にすがりつき、旧態依然とした思考回路しか持ち合わせない。手っ取り早く色眼鏡にかなったニュースを引き出すことにしか関心がない。
このテーマも前回触れた「中国とは何か」にかかわる。14億人56民族の人口を抱え、面積が日本の25倍にのぼる国をどのようにとらえるか。その心構えが試されている。一億総中流時代の記憶から抜けきれない発想で、この国をとらえようとしても到底無理だ。国と地方という概念自体が誤解のもとなのかも知れない。中国の地方はヨーロッパの一国に匹敵する規模を持ち、地方間の文化格差は、言葉が通じないほどだ。
日本の特派員は付け焼刃的に中国語を勉強し、ろくに中国のなんたるかもわからず、歯車として送り込まれている記者が多い。取材対象に対する深い理解もなく、愛着もない。3年前後の任期を大過なく過ごし、また舞い戻ってくる

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