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豊洲移転は大幅な黒字である

経済ニュース
東京都の豊洲移転についての「市場問題プロジェクトチーム第一次報告書(案)」を読むのに1日かかった。153ページもあるだけでなく、論旨が混乱して意味不明だからだ。この原因は、小島敏郎座長が豊洲移転を否定する論拠を集めて「築地再整備」に誘導しようとしているためだと思われる。
当初の争点だった土壌汚染については豊洲の安全性に問題がないことを認め、話を「安心」にすりかえているが、メインの論点は経済性だ。東京都の従来の見通しでは、市場会計の収支は71ページの図のようにほぼ均衡の見通しだが、小島PTは減価償却込みで毎年140~150億円の赤字が出るという。
これは誤りである。採算を考えるときはキャッシュフローをみるので、減価償却は考えてはいけない。減価償却を除くと豊洲の赤字は毎年21億円だから、これが50年続くとしても1050億円。築地の跡地を売却して得られる4386億円から差し引くと、キャッシュフローは3000億円以上の黒字である。「建替財源」は減価償却とは別の話で、そもそも豊洲の次の公設市場があるとは考えられない。
これは簡単な算数だが、小島PTはそれを必死にごまかす。まず「4386億円の売却益は過大計上だ」という。では正しい計算ではいくらなのかと読むと、どこにも書いてない。それは「市場会計とは全くリンクしていない」ので考えないという。つまり築地の売却益はゼロと仮定して、豊洲は赤字だとい

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