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加計学園獣医学部新設は「石破4条件」を満たしているか

経済ニュース
ずさんな「総理のご意向」文書の調査
5月18日の衆議院文部科学委員会で、加計学園による大学獣医学部の新設問題を取り上げました。
民主党獣医師問題議員連盟の事務局長を務めたこともあり、特区による獣医学部新設には以前から関心を持っていました。
政府からも定期的にヒアリングを続けてきましたが、その私から見ても、特にこの1年で劇的に進んだという印象を持っています。
18日の国会では、その日に報じられたいわゆる「総理のご意向」文書について、その真偽を松野文科大臣に質しました。
大臣は「確認したい」と引き取ったのですが、役所のこの手の調査としては異例の早さで、翌19日の午後4時に「文書の存在を確認できなかった」との調査結果を発表したのです。
しかし、この調査はあまりにもずさんです。
調べたのも、文科省専門教育課の「共有フォルダ」だけ。なぜか担当者のパソコンや個人フォルダは一切調べていません。
官房長官が、早々に「怪文書」などと言い切ってしまったことから、その発言とつじつまを合わせるために調査対象を限定したのでしょうか。
問題となっている文書の一つに、元国会議員で獣医師の北村直人氏と文科省専門教育課のM課長補佐のやりとりを記したものがあります。
北村直人氏が「(文書の内容は)99.9%そのとおり」と言っているにもかかわらず、やりとりの相手方であるM補佐の個人パソコンやファイルは確認していないので

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