サウジアラビアとロシアが5月15日に協調減産の延長で合意し、OPEC(石油輸出国機構)加盟国と非加盟国が、25日に開く総会で減産期限を9カ月延長する見通しとなりました。その結果、原油先物相場が上昇したことで、世界的な株高が実現しています。このような世界的な株高の影響は、日本株にもポジティブに作用するはずです。確かに、ドル/円相場がなかなか円安に大きく振れないため、日経平均株価は2万円大台を前に足踏みし、上値は重い状況が続いています。しかしながら、単純比較はできないとはいえ、5月15日時点の日経平均株価の予想PERは14.94倍と、同じく15日時点のNYダウのPER20.46倍と比べて、割安ですし、出遅れ感があります。
Source: ダイアモンドオンライン
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