かつて大学病院で中間管理職をしていた頃、当時の医大生の3~4割は既に女性だったので、「生理痛」「PMS(生理前のうつ状態)」「つわり」などを訴える女性研修医のマネジメントを少なからず経験した。また、現在私は小さな企業の経営者でもある。よって、マンパワーに余力のない小規模な職場で、部下が生理痛を訴えた場合、管理職としての対応策を検討したい。
1.2人だけで話し合わない(特に男性)
ハフィントンポスト日本版(以下ハフポ)の編集長のように、「男女2人きり個室で話し合う」という対応はお勧めできない。特に、こういうセクシャルな話題を扱う場合には、3人以上での話し合いが望ましい。立会人としては産業医がベストだが、困難な場合には中高年女性がベターである。同時に、「オヤジ系上司が、若き巨乳部下に迫られて、ついつい特別扱いを認めてしまう」的な事態が予防できる。また、男性にはあまり知られていないが「具合が悪そうな顔色」は、けっこうメイクで演出できる(「仮病 メイク」で検索すれば、具体的なテクニックがザクザク登場する)。そういう小技を見破るためにも、オバサンの立ち合いは有用である。また、労働問題がこじれて「生理休暇を取ろうとしたら、上司に会議室に呼び出され、生理周期や性体験について長時間詰問されて心的外傷になった。それ以降は会議室に入ると過換気発作を起こすようになり、就業困難に至った。」といった趣旨の内
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