中古ワンルームは「何を買うか」以外に「2つのこと」を考えよ
マイホーム用のタワーマンションのチラシは以前からたくさん入っていましたが、最近は投資用ワンルームのチラシが新聞折り込みで入ってくることも多くなりました(写真)。
聞いたことの無い会社が販売しているものですが、800万円台から1000万円以下の物件が数多く掲載され、中には8%を超える好利回り物件もあります。このようなチラシを見て、物件を選ぶ場合、注意しなければならないことがいくつかあります。
1つは利回りです。高利回り物件の表示された数字の上に「想定利回り」と記載されているものもいくつか存在します。これは現状が空室で、賃借人の募集をかけている物件であることを示しています。購入しても入居するまでは家賃はゼロですし、募集賃料通りで入居者が決まるとは限りません。インカムを少しでも大きくしたいと考える投資家は、空室物件ではなく居住中のオーナーチェンジ物件を選んだ方が賢明です。
また、ローンについては借入する人の属性によって大きく変わりますが、販売している不動産会社の提携ローンが重要になります。オリックスをはじめとする大手の金融機関の提携ローンが無いと、借入金利が高くなってしまい、せっかくの好利回りが帳消しになってしまいます。物件だけではなく、提携ローンで返済がどのようになるのかを確認することが必要です。
さらに、物件の立地を確認してみましょう。東京でも多摩地区や神奈川の一部のエリアは都心部
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