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「世界の警察」は合理的ではないが必要だ

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=hy_0c40kB24?ecver=1&w=560&h=315]
今週からアゴラ経済塾「合理的に考える」が始まったが、毎日その教材が(不幸なことに)提供されている。Vlogでは北朝鮮を例にしたが、「北朝鮮と日本」を「シリアとアメリカ」に置き換えても同じだ。
シリアが毒ガスを使ったとしても、アメリカが空爆するとシリアにも被害が出るが、何もしないと死者はそれ以上増えない。つまりアメリカは事後的には譲歩することが合理的だが、シリアがそれを知っていると、いくらでも攻撃する。だから戦争を防ぐには、戦争を起こしたら必ず報復するという事前のコミットメントが必要だ。
この「時間非整合性」のパラドックスは昔から知られており、仇討ちはその解決手段だった。親が殺されたとき、子は自分が危険にさらされていなくても、仇を討たなければ「名」を汚す。これがコミットメントだが、悪循環になるので近代国家では禁じられ、警察が報復する(犯罪者は警察に報復できない)。
国際法には警察がないので、どこかの国が「世界の警察」の役割を果たす必要がある。だが仇討ちを禁じる国際法はないので、悪循環を防ぐには制裁する側が圧倒的な軍事力をもっている必要がある。その役割を果たせる国は、今はアメリカしかない。
しかし他国から攻撃されたことのない

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