撮影:アゴラ編集部(東京・大手町にて)
南スーダンPKO撤退に関する読売新聞の社説がまるで政府の広報みたいです。
【読売社説】
陸自PKO撤収 任務「区切り」の判断は妥当だ:南スーダン
最後の部分がこれです。
疑問なのは、民進党など野党の対応だ。ことさら現地の「治安の悪さ」を強調して陸自
撤収を主張し、隊員や家族などの不安を煽あおった。十数か国が部隊を展開させる中、日
本が拙速に引き揚げることの影響を認識していたのか。
民進党は国会で、陸自の日報に「戦闘」という表記があることを執拗しつように問題視
した。だが、安倍首相からは、民主党政権時の陸自の報告書も武力衝突を「戦闘」と記し
ていた、と反論された。
政府を追及しても自分にはね返るのでは、説得力に欠けよう。
ホント、官房長官の談話でもこんなことはよういいわんでしょう。
安倍首相は撤収の理由について「ジュバでの施設整備は一定の区切りを付けることができる」と語った。妥当な政治判断だろう。
政府の答弁をそのまま丸呑みです。前回も書きましたが本当にそうならば、いついつまでに撤収のめどが立つならば、予定を事前に提示していたはずですし、次の派遣部隊に内示なんぞしていないでしょう。
政府のやることはすべて正しい、チェックをしないというのであれば、それは新聞ではなく政府の広報紙です。
ジュバの治安は、昨年7月に政府軍と前副大統領派が衝突して以降、
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