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【GEPR】豊洲騒動は原発事故の「二度目の笑劇」

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=5cQXu9I7AO8?ecver=1&w=500&h=300]
きょうで東日本大震災から6年である。マスコミも飽きたのか、ほとんど特別な報道をしなくなったが、原発事故の後遺症はまだ続いている。特に被災者が9万人も帰宅できず、「汚染水」に騒ぐマスコミのおかげで廃炉作業は難航している。
こうした不毛な作業のコスト21.5兆円はほとんど国民負担になるが、野党もマスコミも批判しない。たとえば次のような質問の答は、6年前と今では大きく変わった。
放射線障害が出ていないのに「風評被害」に東電が賠償すべきなのか?
1ミリシーベルトまで「除染」しなくても盛り土すればいいのではないか?
「汚染水」は薄めて流せばいいのではないか?
原子炉から「デブリ」を取り出す必要があるのか?
いずれも事故直後には、質問することさえタブーだった。2011年3月17日に「福島第一原発はチェルノブイリにはならない」と断定したニューズウィークの私の記事は、大きな(否定的な)反響を呼んだ。
原発について予備知識のなかったマスコミが、初期に大げさに報道したのはやむをえなかった。民主党政権が「政治主導」で過剰反応したのも、彼らの頭が悪かったからとばかりはいえない。しかし6年たって答は明らかだ。それをきちんと総括しないことが、豊洲

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