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スーツ量販店にある「2着目1000円」はトクなのか

経済ニュース
Photo-ACより
ビジネス心理学をご存知だろうか。よく知られているものに、アサーティブ、フレーミング、バーナム効果、コールドリーディングなどがある。相手の妥協を引きずり出す「ちゃぶ台返し」なども該当する。
神岡真司氏はビジネス心理学の専門家である。ビジネス心理学に関する著書も多く、30万部ベストセラー『ヤバい心理学』がある。今回は近著『効きすぎて中毒になる最強の心理学』(すばる舎)を紹介したい。
■スーツの量販店のマジック
スーツの量販店に行くと、「2着目1000円!」とか、「2着目半額!」などの表記をよく目にする。1着買うだけより、2着買うほうがオトクに見えるが、本当にオトクなのだろうか。
<シミュレーション>
A店では、激安セール展開中で、スーツを1着9800円で売っている。B店では、1着1万6000円だが、「2着目は1000円」なので、2着買えば1着当たり8500円になり、お客様にとっては、B店で2着買ったほうが1300円トクする。つぎに、仕入れ値がいずれも同じ3000円のスーツだった場合で比較してみたい。
A店の粗利益は、売価9800円-仕入れ値3000円=粗利6800円
B店の粗利益は、売価17000円-仕入れ値6000円=粗利11000円
スーツは、1着売るより、2着で売ったほうが、お客様もお店もトクすることがわかる。スーツは販売時のコストが非常にかかる商品だからこ

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