ジェフ・ベゾスの宇宙企業、Blue Originは次世代大型ロケット、New Glennを開発中だ。Blue Originはさきほどビデオを公開し、このスーパーロケットがどのように打ち上げられるかを紹介するCGビデオを公開した。ネタバレになってしまうが、これはSpaceXのFalcon 9に非常によく似ている。
下にエンベッドしたビデオで、ロケットはBlue Originの発射基地から垂直に打ち上げられ、洋上を航行する大型プラットフォームに垂直に着陸する。これは現在SpaceXが用いているのとほぼ同様の方式だ。ただしCGアニメを見るかぎりでは、New Glennの着陸プラットフォームは大型船上に設けられており、乗員がいるもようだ。SpaceXのブースターはこれと異なり、自律航行する無人の艀に着陸する。
今回のビデオはBlue Originが宇宙計画の紹介するメディア・ツアーの一環でだ。昨日(米国時間3/6)、ベゾスは次世代ロケットで用いられるBE-4 エンジンを公開した。これに続いて今日、ベゾスはフランスの衛星テレビ企業、Eutelsatと契約を結んだことを発表した。この契約によれば、Blue Originは2021年ないし2022年に静止軌道に放送衛星を打ち上げる計画という。
SpaceXとBlue Originは本格的な宇宙競争に突入したようだ。平和的な競争なのが何より
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